明治安田生命 J3 第30節
1 後半 1
85' 有田 稜
- 入場者数 2,369人
- 天候 曇、無風、気温 23.0℃、湿度 47%
- 主審 酒井 達矢
- 副審 宇治原 拓也/田邉 裕樹
ハイライト映像
※ハイライト映像は試合翌日の00:00に視聴可能となります。
メンバー / スタッツ
いわきFC
STARTING MEMBER
- GK21坂田 大樹
- DF2嵯峨 理久
- DF15家泉 怜依
- DF3遠藤 凌
- DF8日高 大
- MF19岩渕 弘人
- MF6宮本 英治
- MF24山下 優人
- MF14山口 大輝
- FW11有田 稜
- FW34古川 大悟
SUBSTITUTE
- GK31鹿野 修平
- DF22米澤 哲哉
- DF35江川 慶城
- MF16関野 元弥
- MF28伊藤 稜馬
- MF39川谷 凪
- MF17谷村 海那
HEAD COACH
村主 博正CHANGE
- 54'OUT古川 大悟IN谷村 海那
- 78'OUT岩渕 弘人IN江川 慶城
- 90'+2OUT山口 大輝IN伊藤 稜馬
YELLOW
- 41'古川 大悟
- 79'江川 慶城
RED
STATS
- シュート 16 GK 7 CK 8 直接FK 8
- 間接FK 1 オフサイド 1 PK 0
愛媛FC
STARTING MEMBER
- GK1徳重 健太
- DF3西岡 大志
- DF2鈴木 大誠
- DF33小川 大空
- DF27高木 利弥
- MF16田中 裕人
- MF20矢田 旭
- MF8忽那 喬司
- MF6佐々木 匠
- MF10小原 基樹
- FW22松田 力
SUBSTITUTE
- GK36辻 周吾
- DF4栗山 直樹
- DF23三原 秀真
- MF9前田 凌佑
- MF48行友 翔哉
- FW14吉田 眞紀人
- FW49大澤 朋也
HEAD COACH
石丸 清隆CHANGE
- 66'OUT忽那 喬司 IN三原 秀真
- 74'OUT西岡 大志 IN行友 翔哉
- 74'OUT佐々木 匠 IN吉田 眞紀人
- 89'OUT松田 力 IN大澤 朋也
YELLOW
- 30'佐々木 匠
RED
STATS
- シュート 4 GK 13 CK 1 直接FK 1
- 間接FK 1 オフサイド 1 PK 0
試合後 監督・選手コメント
石丸清隆 監督
前日に(藤枝の試合結果により)昇格の可能性が閉ざされたということで、なかなか難しいメンタル状況での試合になるのかなと思っていました。ゲームの入りは相手に圧倒されましたけど、最後まで選手は戦ってくれたと思います。前半の途中から相手も少し勢いが少し落ちたことでボールを握れるようにはなりましたけど、結局ゴールまでは行けなかったので、もう少し意図的に相手のスペースを突くような動きが欲しかった。ボールに対してのプレッシャーもミドルゾーンで厳しく来ることはわかっていた。特に終盤はそれをやりたかった。最後はバランスを崩しながらやり、交代選手が踏ん張って1点は取れましたけど、結局試合は負けている。もう少し自分たちがやりたいことにフォーカスしながら、フィジカル面もそうだし、しっかりボールを止めるところもそう。そういうところがまだ足りていないので、そこに向き合って次のゲームに挑みたい。
今回イレギュラーがあって、すぐに次のゲームが来るので、コンディションの良い選手を使っていきたいと思います。
−−前半はハーフウェイラインを越えることもほとんどできなかったが、その要因は?
相手の切り替えの早さもあるし、(いわきのプレーの強度の)イメージが先行していたのかなと。しっかり相手を見てやればそこまでにはならなかった。相手の残像と戦っている感じだったのかなと思います。相手のプレッシャーがないところでミスをして、ボールの付け所が間違っているなという印象。自分たちでプレースピードを上げ、自分たちでミスをしている前半でした。
−−後半は盛り返せたところもあるが、相手が落ちたからなのか?
それもあると思います。両方じゃないですかね。もう少しボールコントロールすれば相手も止まるという話をハーフタイムでしていた。ファーストラインを越えるところでサイドハーフが来るのか、ボランチが来るのかによってミドルゾーンのエリアはもう少し使いやすくできたのかなと思っています。ただ、まだ勝手にスピードが上がっているなという印象は否めなかったです。
矢田旭 選手
−−前半は相手のストロングを正面から受けてしまった印象だったが?
相手の思い通りにやらせてしまったし、自分たちが全く抵抗できなかったと感じました。(戦前は)サイドで数的優位を作りながらやろうと考えていたけど、その状況を作るところまでもいかなかった。やりたいことはあったけど、その前に相手にボールを取り返されてプレッシャーを受けるという悪循環になってしまいました。
−−やはり空中戦を避けたかったと思うが?
相手のプレッシャーが厳しいのは試合前からわかっていたので、無理があるなら必ずしも繋がなくても良いと思うけど、基本的なスタンスとしてはボールを繋げていきたいと思っていました。
−−後半からはボールを持てるようになったが、なかなかフィニッシュまで持ち込めなかった。
前半はなかなか相手のプレスを回避できなかったので、後半は後ろに人数を割いてビルドアップを安定させようとしました。そこは上手く行ったし、前までボールを運べるようになりましたけど、後ろに人数を割いている分、前に人数が少ないので迫力は少なくなったと思います。そこで精度があればやれたと思う。理想は後ろに人数をかけずにやりたかったけど、同数だと難しかった。そうなると相手陣内に入ってから精度を上げていかないとなかなか得点を奪い切るところまでいかない。
−−現状、このチームに足りないモノ、上げていかなければいけないモノは?
安易な失点を減らさないと勝てないと思うし、強度の部分もJ3を戦う上では必要だと感じています。いわきさんは強度の高さで迫力を出して首位を走っているので、そこは自分たちも求めていかなければいけない。それプラス、こういう相手でもクオリティを出していけば絶対やれると思うから、そこを目指して愛媛はやっていると思う。そこから逃げるんだったら、僕らも蹴って、球際で戦って行くべきだと思うけど、チームとしてそうではない以上、やり続けないといけない。試合前に昇格の可能性がなくなって悔しいし、サポーターの皆さんにも申し訳ないですけど、残された時間を無駄にするわけにはいかない。来季に繋げていくためにもチャレンジしていかなければいけない。今日も前半はボールを繋げなかったけど、後半にチャレンジをし、ゴールはできなかったけどボールを繋げるようにはなった。チャレンジしていかないと上達もしていかない。いまは結果も出ていなくて勝ちも欲しいけど、同時にチャレンジもしないといけない。それが来季に繋がると信じてチームがまとまってやっていきたいと思います。
小原基樹 選手
−−個人のスキルを生かして勝負する意識は見せたと思うが?
前半は相手にボールを握られる時間帯が長くてシュートまで行けない状況だったので、自分の持ち味であるドリブルや個で打開していく力で流れを変えようと思っていたんですけど、簡単な相手ではなかったし、組織で強く球際のところで来ていたので、そこで一工夫がないと崩せない印象でした。
−−相手のプレッシャーを回避していくには何が必要だった?
もっと自分たちで声をかけ合って連係を取っていくところや、相手の速いプレッシャーを楽しめるくらいの意識を一人ひとりが持っていないと崩せないのかなと思います。
−−後半はボールを動かせるようになったが、ゴールまでは遠かった。
後半の方が明らかにボールを握れる時間帯は多くなったけど、それは相手のプレーの強度が下がり、足が止まり始めたから。前半の最初から試合終盤のようなサッカーができるチーム作りが必要だと思います。
−−アシストした場面を振り返って。
中に枚数がいたので、クロスを上げ切ることを考え、最後まで相手の動きを見て蹴ることができました。中で決めてくれて良かったです。
−−時間を巻き戻すなら、どうやり直したいか?
前半は慎重に入りすぎて相手の勢いに飲まれてしまった印象があったので、最初から自信を持って
ボールを回すことだったり、一つ一つの球際のところ。絶対にボールを奪うんだという気持ちを最初から出していきたかったです。